さおり

記事一覧(63)

『みずたまり』

雨が上がり外に出ると、大きなみずたまりがありました。水たまりは段々小さくなっていき、そしてお別れの時がやってきました。少し寂しくも、雨が待ち遠しくなるストーリー。手にとると、思わず手でなでたくなる絵本。
カバー表面に加工がしてあり、斜めにふる雨がうっすら盛り上がって手に触れます。
あざやかな赤色の建物と緑の木々、グレイの空をバックに、黄色いながぐつをはき「F」のシャツをきた男の子が目を引きます。

「F」の男の子は、ふくちゃん。
ふくちゃんが雨上がりに外へでて、おうちのまえのみずたまりにバシャバシャはいると、みずたまりがこんなことを言うのです。
「おいおい、しずかにしておくれ。
ここから いろんな ものを みているんだから。」

ふくちゃんは目をまるくしてびっくり。
「なにが みえるの?」

みずたまりは、まるで鏡。
うつりこむ空の風景や、のぞきこむ子どもたちのことを、みずたまりは答えます。

毎日ふくちゃんはみずたまりにたずねます。
「きょうは なにが みえた?」

大きかったみずたまりは、どんどん小さくなっていきます。
最後にみずたまりがみたものは?

『とけいのあおくん』『ちゃいろいつつみ紙のはなし』などの絵本作品がある殿内真帆さんの絵本。
赤、黄、青、緑など、ニュアンスのある色彩がおしゃれで目を引く作家さんです。

小さくなってしまったみずたまりをのぞきこむふくちゃん。
最後のページで逆さに吊るされた、てるてる坊主が可愛いです。
みずたまりと遊ぶのが大好きな子どもたちに読んであげてくださいね。 雨が上がり外に出ると、大きなみずたまりがありました。水たまりは段々小さくなっていき、そしてお別れの時がやってきました。少し寂しくも、雨が待ち遠しくなるストーリー。参考:フレーベル館、絵本ナビ

『だいくとおにろく』

何度橋をかけてもたちまち流されてしまう川に、橋をかけるよう村人に依頼された大工が、川岸で思案していると、鬼が現れて、目玉とひきかえに橋をかけてやるといいます。いいかげんな返事をしていると、2日後にはもうりっぱな橋ができあがっており、鬼は目玉をよこせとせまります。「おれのなまえをあてればゆるしてやってもええぞ」と鬼がいうので、大工は……。昔、あるところにとても流れの速い大きな川がありました。どんな橋をかけても流されてしまうので、村の人は困りはて、腕のいい大工に工事をお願いしました。
しかし、引き受けてはみたものの大工も本当に作れるのか、心配になってしまいました。そんなとき、大きな鬼があらわれて、「おまえの目玉をよこしたら橋をかけてやる」と言います。次の日、川へ行ってみるとどうでしょう。おどろいたことに、りっぱな橋が半分できていたのです……。

さあ、本の表紙の鬼の絵を見てください。からだも巨大だし、手も口も大きくておそろしそう。こんな鬼に「目玉をよこせ」なんて言われてとっても怖いはずなのに、この大工ったら、「おれは、どうでもいい」なんて返事をしてうちへ帰ってしまうのです。ええっ、そんな適当な返事をして大丈夫なの? とびっくりしていると、ここからさらに意外な展開が待ち受けています。

でも、誰だって目玉をとられるのは困ってしまいますものね。鬼と大工の知恵くらべ、いや、運くらべの始まりです。おおらかな大工と鬼のやりとりは、スリリングだけど、なんとも言えないおかしみをかもしだしています。「してやったり!」「やられたー!」というお互いの心の声が聞こえてきそうな、ころころ変わる鬼と大工の表情にも注目です。

会話のテンポや擬音表現がおもしろいので、ぜひ声に出して楽しんでみてください。最後の大工のセリフは、お子さんと一緒に大きな声で読みたいですね。参考:福音館書店、絵本ナビ

【贈りものマナー】進学・卒業・就職祝い内祝い

卒業祝いは不要、就職祝いは初めてのお給料で卒業祝いに対するお返しはいりません。ただし本人が直接お礼に伺うか、簡単な手紙を書くのを忘れずに。お礼に伺う場合、高校生までは親も同伴してあげるのが良いでしょう。その際、今後の進路の報告を兼ねて訪問すると喜んでいただけるはず。就職祝いをいただいた人には、初めてのお給料をもらったらささやかでもお返しの品を贈って。学生時代の恩師や就職の際お世話になった方へも報告かたがた手みやげ程度のものを持参しましょう。就職祝いのお返しは、
一人前にしてもらったという感謝を込めて就職祝いには初給料でお返しをしましょう。特に親御さんには、今まで育ててもらった感謝の気持ちを込めて。金額は御祝の1/3~半分くらいが相場で、ご両親には着るもの又は鉢植えなどがおすすめ。そのほか卒業旅行で行った先で贈り物を探す、両親においしいものをご馳走して、成人していれば一緒にお酒を飲むなども喜ばれるでしょう。マナーとは金額ではなく思いやりの気持ちの表現なのです。まずはいただいた直後にお礼を、就職祝いのお返しは初給料が入ってからでOKお礼を3日以内に述べましょう。電話であれ、お礼状であれ「本人が直接」ということが大切。お返しの品を贈る場合、卒業祝いでは、お祝いをいただいた3週間位までを目安に贈ります。就職祝いのお返しは、初給料が入ってからでOK。いずれの場合も、表書きは「内祝」としてのしを付け、子ども本人の名前で。